【OLYMPUS OM10】 40年経っても色褪せないフィルムカメラ

2018年の1月、街を歩いていたらショーウィンドウに飾られた一台のフィルムカメラ。
思わず目が留まり、数分後には購入していました。
それがOlympusのフィルムカメラ”OM10”だったのです。
もちろん中古品でボディは約¥10000、レンズが約¥5000円でした。
少し高いと思いましたが、しっかりと整備されており
フィルムを入れればすぐ撮影可能でした。

今回はそのOM10で撮った写真、フィルムカメラの良さなどをお伝えします。

フィルムカメラの良さ

所有する喜び。

1つ目の利点。それはフィルムカメラを所有している喜びです。
OM10は発売されて約40年になります。
しかし色褪せることなく美しい写真を撮ってくれます。
外で持ち歩いていると声をかけられることもしばしば。
きっとあなたの所有欲を満たしてくれます。

デジタルカメラにはない機能美。

もちろんデジタルカメラにはデジタルカメラの機能美があります。
しかしフィルムカメラは制約があるなか機能を盛り込み、
少しでも良い写真を…という技術屋さんの努力の結晶がうかがえます

ズシッとくる重量感。

言葉ではうまく説明できませんが、ぬくもりのある重量感。
それが確かにあるのです。
所有した人でないとわかりません

シャッターを切った時の「カシャン」という独特の音

フィルムカメラはシャッターというものが物理的に動いて写真が撮れます。
「シャッターを切る」といいますが、その音がものすごく心地いいのです。
シャッターを切った際にすこし振動がきます。
スマホで写真を撮ると「パシャー」といって画像が撮れます。
同じ撮影音ですが、スマホなどの電子音はすこし無機質な気がします。

時間も楽しみの一つ

フィルムは何枚か撮影した後、現像にだし現像終了後やっと写真の出来栄えがわかります。
フィルムを使い終えるまでは現像に出せません。(使い切らないうちに出す人もいますが)
撮ってすぐ確認できるデジタルカメラにはありえない話だと思います。
しかし、その時間さえ愛おしく感じるのです。
なぜならワクワクしっぱなしだから。
出来上がりが楽しみで、早く現像に出したくてワクワクが止まらないのです。

オールドレンズとフィルムの独特の色

まずは以下の写真を見てください。優しい感じを受けませんか?

最後に

どうです?欲しくなってきませんか?
写真を撮る手間はかかりますが、手間を掛ければかけたぶんだけ
一つ一つの写真を愛おしく思うことができますよ。